「いい加減妻と離婚したい。」
「妻と離婚したいけど、なかなか話が進まなくて困っている。」
あなたもこのように悩んでいませんか。
離婚届がなかなか提出できなくて困ってしまうこともあるでしょう。
そうした時に考えて欲しいのが離婚調停です。
ここでは離婚調停に関する流れや準備に関してお伝えしていきます。
離婚調停って何なの??
「妻と離婚したいけど、素直に応じてくれない。」
このように悩んでいる夫も数多くいます。
ここでは、離婚調停とは何かということに関してお伝えしていきます。
離婚調停は正式には夫婦関係調整調停といいます。
離婚という括りに縛らず、円満に解決するという場合もあるのですが、その中でも離婚という結果を望んで申し立てることを離婚調停と考えます。
世の中の一般的な離婚は協議離婚が多いです。
協議離婚とは、夫婦の話し合いにより合意を得て離婚届を役所に届けて成立する離婚です。
一方で、話し合いで離婚の決着がつかず、調停委員を介在させて離婚成立を進めていきながら、合意を目指す手続きを離婚調停といいます。
また離婚調停をしたからといって、必ずしも離婚が成立するとは限りません。
合意が得られない場合は、裁判での離婚という場合もあります。
協議離婚と調停離婚では、離婚に向けたスピードはかなり異なってきます。
気になる離婚調停の流れとは・・・
離婚調停の流れについて気になりませんか。
ここでは、離婚調停の流れについて考えていきたいと思います。
まずは申立から最初の調停までの流れをお伝えしていきます。
最初にしなければならないのが、調停日の決定です。
家庭裁判所から、初回期日についての調整があります。
日程が決まれば最初の調停日が決まります。
そうすると、後日夫婦それぞれに調停日呼出状が届きます。
だいたい申し立てから2週間くらいかかると考えてください。
だいたい申し立てから1ヶ月で最初の調停日が訪れます。
場所によりますが、東京などでは家庭裁判所で取り扱っている離婚関係の事件が多いです。
そうした場所では、2ヶ月かかることもあるそうなので注意が必要です。
2回目以降の調停に関しては、最初の調停からだいたい1ヶ月後に組まれるようになっています。
離婚調停に必要な準備って??
離婚調停は時間がかかります。
ここでは、その離婚調停に必要な準備について2つ考えていきましょう。
1つ目は離婚裁判の解決の相場を知っておくことです。
離婚調停で必ずしも離婚が成立するとは限りません。
調停で話し合いが決裂してしまった場合は、離婚裁判で結論を出した方が良いこともあります。
そのためには、裁判になった時の結論がどうなるかを予め予測しておく必要があるでしょう。
離婚調停だけではなくて、その先の裁判も見据えて動く必要がありそうです。
2つ目は2人が出会ってから現在までをしっかりと説明できるようにしておくことです。
夫婦もしくは子供の間で、いつどこで何があったのかしっかりと振り返っておきましょう。
いつ浮気されたのかなどを事前にしっかりと考えておかないと、いざ説明しようとした時に、いきなり思い出そうとしても難しいかもしれません。
まとめ
- 調停の申し立てから最初の申し立ては1ヶ月ほどかかります
- 東京など離婚事件が多い場所は2ヶ月かかるかもしれません
- 調停だけではなくて、裁判も見据えて準備しましょう
- 2人が出会った時から現在まで振り返りをしましょう
いかがでしたか。
調停は申し立ててからすぐに行われるわけではありません。
なのでしっかりとした準備ができるかどうかが、勝負の分かれ目になるかもしれません。
しっかりとした準備をして、調停に臨みましょう。