「妻が知らない男と・・・。」
こういう場合、あなたはどういう行動をとりますか。
2人でじっくり話し合いたいかもしれません。
すぐにでも、離婚しようとするかもしれません。
そもそも不貞行為というのはどこからになるのでしょうか。
ここでは、その不貞行為に関して詳しくみていこうと思います。
妻の不貞行為発覚。離婚したいんです・・・
妻が不倫や浮気をしていたらショックですよね。
以前は不倫や浮気は男性がするようなイメージがあったかもしれませんが、今はそんなことはありません。
最近では、家庭を持つ妻が浮気するようなドラマも放送されており、妻の不倫や浮気の注目度が上がっています。
夫が離婚を主張する原因の上位には「異性関係」があります。
妻の不倫や浮気が発覚した場合、離婚の確率は7割にも及ぶと言われています。
かなりの高確率ですよね。
夫とは違い、妻の場合は心も相手の方にいってしまっていることも多いです。
時には、家庭を壊してまでも相手と一緒になろうとする人もいます。
子供がいる場合は、親権問題も含めて大問題に発展しかねません。
離婚する場合は、しっかりと証拠など集めるなどして準備しておきましょう。
慰謝料も頭に入れておくといいかもしれません。
不貞行為って一体どこから??
ここでは不貞行為はどこからかということに関して考えていきたいと思います。
あなたは不倫や浮気の定義をどの時点で判断しますか。
「キスをしたらもうだめだ。」
「手を繋いだり、腕組みはアウト。」
「肉体関係なんかあったらすぐ離婚する。」
考え方は人によって異なると思います。
では、法律上ではどこからが不貞行為にあたるのでしょうか。
法律上では、「配偶者のある者が、自由な意思に基づいて、配偶者以外の者と性的関係を結ぶ事」を不貞行為の定義としています。
基本的に不貞行為は、男女間での性交渉、つまり肉体関係があった事を指します。
婚姻関係にある夫婦は、基本的に他の異性との間で性的関係を持つことを許されていません。
夫婦はお互いに貞操を守る義務があるのです。
キスやハグ、腕組みなどは基本的には不貞行為にはならないことになっています。
不貞行為ってそもそも時効はあるの??
そうした不貞行為に有効期限はあるのでしょうか。
ここでは不貞行為の時効について考えていこうと思います。
不貞行為の時効には最短と最長の2種類あると考えてください。
1つ目は不貞行為の事実を把握してから3年間です。
こちらは最短の期間です。
時効が3年になるケースは以下の主に3つに分けられます。
- 相手の男が誰か判明した時から
- 妻と相手の男の最後の肉体関係を知ってから(離婚しない場合)
- 離婚が成立してから
2つ目は妻の不貞行為があった時から20年間です。
こちらは不貞行為の最長期間です。
夫が気づいてない場合でも、時効は成立します。
20年以上経って相手の不貞行為に気づいても、慰謝料を請求することができません。
上記の期間内であれば、慰謝料を請求することができます。
相手の男がわかった場合は、早めに慰謝料の請求をする準備をしておいた方が良さそうです。
まとめ
- 不貞行為は肉体関係があるかどうかがポイント
- キスやハグは不貞行為とはならない
- 不貞行為には3~20年の時効がある
いかがでしたか。
最長20年間の時効が、不貞行為にはあります。
ですが、不貞行為で慰謝料までもらうことを考えるならば、しっかりとした証拠を集める必要があります。
妻が不倫や浮気していそうなら、まずはしっかりと証拠をおさえることをおすすめします。