「これ以上セックスレスだと、夫婦でいる意味がないように思える。」
「妻になんか拒否されてるみたいで悲しい。」
こういう風にあなたも悩んでいませんか。
ここでは、セックセスレスで離婚した場合、慰謝料を請求できるのか考えてみたいと思います。
妻とセックスレス!離婚したい・・・
「妻ともう何年もセックスレス状態・・・。」
そう悩んでいる人も多いかもしれません。
セックスレスの割合は年齢とともに上昇していきます。
20代は10%ほどですが、40代に至っては30%以上の夫婦がセックスレスに陥っています。
特に、子供が生まれた直後からセックスレスになるケースは多いようです。
産後は女性ホルモンが少なくなり、性欲が湧きにくくなります。
またその後の育児に忙しくなり、そのままずっとセックスレスなんてことになるケースもよくあります。
セックスレスで離婚に至った夫婦は約1割ほどだと言われています。
これを多いか少ないかと捉えるかは、あなた次第ですが、少なくとも性の不一致に悩んでいる夫婦は少なくありません。
セックスレスは、体も心も相手から離れてしまっている状態に近いといわれています。
セックスレスで離婚。慰謝料は請求可能??
妻からの再三のセックスに対する拒否。
ついに離婚を決意した夫。
こういう場合、慰謝料を請求することができるのでしょうか。
結論から言うと慰謝料を請求することは可能です。
相手がセックスに応じてくれない場合でも、精神的苦痛が認められることになります。
精神的苦痛とは、嫌な気分になった場合も当てはまります。
ただし1回や2回拒否されただけでは、なかなか離婚の原因とは認められることは少ないようです。
セックスレスの期間が長いあいだ続いていると、請求できるようになるでしょう。
具体的なセックスレスの期間は、ケースによりますが大体1年以上だと言われています。
実際に離婚によって慰謝料を請求するためには、まずは話し合いから始めましょう。
それでもダメなら内容証明郵便を送ります。
それでもうまくいかなければ、離婚調停、離婚裁判に移って慰謝料を請求することになります。
セックスレスでの離婚。慰謝料の相場っていくら??
ここでは、慰謝料の相場について考えていきたいと思います。
セックスレスに至る事情は、夫婦によってさまざまだと思いますが、だいたい100万円前後だと言われています。
ただし、条件によってはより高額な慰謝料を請求することも可能です。
そのポイントは以下の通りです。
- 結婚期間が長い
- 子供がいる
- セックスレスの期間が長い
- 不倫相手のせいでセックスレス
などが挙げられます。
上記のポイントを証明するためには、証拠があれば効果的です。
セックスレスであることを書いた日記や、就寝の時間を記録したものなど、セックスレスだという事実を示す必要があります。
証明できる証拠をしっかりと準備しておきましょう。
まとめ
- セックスレスによる慰謝料の請求は可能
- ただしある程度のセックスレスの期間が必要(1年以上)
- 相場はだいたい100万前後
- 条件によっては増額もあるかも
いかがでしたか。
セックスレスで悩んでいる人は少なくないでしょう。
慰謝料を請求するならば、しっかりとした準備をすることが重要なポイントになってきそうです。