いざ離婚するとなってもやはり子供のことはほおっておけませんよね。
夫婦によって子供をどうするかもさまざまです。
今回は、離婚後の親権や養育費ついて考えていきます。
男性の離婚準備…子供ありの場合
離婚が子供に与える影響は、正直なところ少なくはありません。
今一度、子供にどういった影響を及ぼすのか、ここで考えておきましょう。
1つ目は精神的なトラブルを抱える可能性があることです。
ある研究では、両親が揃っている子供より離婚した子供の方が約15%ほど精神的トラブルを抱えるリスクが上がるという結果も。
精神病になる可能性も2倍になるというデータもあります。
それだけ両親の存在は、子供にとっては大きなものになのです。
2つ目は結婚した際の離婚率が3倍になることです。
離婚後に、子供がもし将来結婚したとしましょう。
その場合、離婚する確率が離婚していない夫婦と比べたときに3倍になるということもわかっています。
子供の頃の経験は大人になっても繰り返してしまう可能性が高いです。
3つ目は成績の低下です。
離婚後は、子供は両方の親に捨てられるのではないかという不安を持つようになり、学業の悪化につながる可能性も。
離婚するのであれば、子供のケアはしっかりと注意を払っておいた方が良さそうです。
離婚準備…親権はどうなる?
離婚の際、親権をどうするのかで争う夫婦も多いです。
ここでは離婚時の親権について考えていきます。
ちなみに日本では共同親権は認められていません。
なので、離婚する場合は親権者を夫か妻に決める必要があります。
これまでは母親が親権を持つことが多かったですが、父が親権を求める夫婦も多くなってきました。
夫であるあなたが親権を求めているならば、以下のことに気をつけておく必要があります。
1つ目は子供の年齢と住まいです。
一般的には子供の年齢が幼ければ幼いほど母親が有利になるでしょう。
ある程度の年齢になれば、子供の意思が尊重されるようになります。
2つ目は住まいです。
それと同時に重要なのが、親権を争うこととなった際の住まいです。
もし妻の何らかの原因で離婚に至り、子供はあなたと一緒にいる場合は、あなたに親権が渡る可能性も高くなります。
ですが妻が子供と一緒に住んでいた場合は、夫に親権が渡るのは難しいことだと考えた方が良さそうです。
いざ離婚準備!養育費はどうする?
親権以外にも気になるのが養育費ではないでしょうか。
ここでは離婚時の養育費について詳しく見ていきます。
もし妻が子供を連れて出て行った場合、妻に稼ぎがあまりないときは夫が養育費を支払うことも多いです。
たとえ離婚理由が妻の浮気であっても、それは子供には何の関係もありません。
もし悔しい思いをしたとしても、それは子供のためだと思って支払っていく必要があります。
ですが、場合によっては養育費を支払わなくても許されるケースもあります。
その理由を妻目線に立って説明していきます。
1つ目は妻が夫との関係を遮断することです。
夫にお金を催促することは、それなりに体力のいることでもあります。
もし夫が養育費の支払いをずっとしていない場合、次第に夫と関わるのが精神的なストレスになることも。
そうして疲れた場合は、養育費を催促することもなくそれぞれの道を歩み始めるのです。
ただしその場合は、夫は子供に会えなくなると思っておいた方が良さそうです。
2つ目は養育費の強制執行ができないことです。
夫が養育費を支払ってくれない場合、調停を申し立てることもあるかもしれません。
そしていざ強制執行になった場合でも、夫の勤め先がわからなかったり夫にお金がないと支払いができません。
このような状況になると、子供にますます影響を与えかねません。
子供のためを思って、支払うようにしましょう。
まとめ
- 離婚によって子供にはさまざまな悪影響を与えかねません
- 親権には子供に年齢と住まいが大きく関わってきます
- 子供のためにも養育費は支払うようにしましょう
いかがでしたか。
親の離婚は子供には関係のないことです。
だからこそ、離婚するのであれば子供のケアはしっかりとしていく必要があります。