離婚して、子供とともに引っ越す場合は転校させる必要がありますよね。
でも手続きの方法がわからないと、あとあとどうすればいいのかわからず困ってしまうかもしれません。
今回は、離婚して引っ越す場合の転校に関する手続きや報告のタイミングについてお伝えします。
子供とともに離婚で引っ越し…学校を変えていいのか…
転職などで引っ越しをしていくのは、なかなか体力のいることだと思います。
子供が転校するとなれば、また新しい学校ではじめから友達を作っていく必要があります。
そうなると、親としてはなかなか心配になってしまうことも多いでしょう。
優しい人たちが多いクラスであればなんの問題もないかもしれませんが、そこばかりは実際に転校してみないとわからないことだと思います。
正直、子供はかなり不安に感じていることも多いでしょう。
子供を不安にさせないためにも、親は全面的に子供の味方だということを伝えておく必要があります。
何か困ったことがあれば、なんでも相談してほしいことを伝えておきましょう。
そして、もし何か悩んでいそうであれば、しっかりと時間を作ってとことん話を聞いてあげるようにしましょう。
子供は適応力があるので、お家でしっかりとリラックスできるような空間があれば、そのうち慣れていくでしょう。
離婚で引っ越し…小中学校の転校手続きとは…
いざ転校するとなっても、どのような手続きを踏めばいいのかわからない人もいるかと思います。
ここでは、その転校手続きに関してお伝えしていきます。
まずは学校に転校することを伝えましょう。
伝えると、在学証明書と転学児童教科用図書給与証明書が渡されます。
これは役所や転校先の学校に提出するものなので、大切に保管しておきましょう。
その後は教育委員会に行って、在学証明書を提出します。
そうすると転入学通知書が交付され、新しく通う学校を指定してもらえます。
新しい学校に行く場合は、まず電話をして行く日の日時や必要なものを確認しておく必要があります。
引っ越し後は、在学証明書、転学児童教科用図書給与証明書、転入学通知書を転校先に提出します。
これで1通りの転入手続きは完了です。
離婚で引っ越し…小中学校に報告するタイミングは?
いざ子供が転校する場合、いつ言えばいいのかも気になるところでしょう。
引っ越しが決まればなるべく早めに伝えた方が念のためですが、できれば1ヶ月前までには連絡しておいた方がいいでしょう。
というのも学校側も必要な書類を作成したり、学用品費や給食費の精算をする必要があるからです。
また子供のことを考えてこそ、できるだけ早く伝える必要があります。
もし数日前にいきなり転校することが周囲に知らされたら、何もお別れを言うことなく学校を出て行くことになるでしょう。
それは、子供のことを考えると不憫です。
前もって伝えておくことで、学校でもお別れ会の機会を設けることもできますし、子供もしっかりとお別れの準備をすることができます。
ちなみに、子供のことを第一に考えるのであれば、転校する時期も4月や9月がベストでしょう。
まとめ
- 笑顔で接して、子供が安心できる空間を作ってあげましょう
- 手続きをしっかりと確認しておきましょう
- 遅くとも学校には1ヶ月前には報告しましょう
- 子供のことを考えるなら、転校は4月やか9月がベスト
いかがでしたか。
転校は子供にとっても一大事です。
しっかりと子供のケアをしながら、転校の手続きを踏んでいきましょう。