妻の離婚が原因で離婚する場合には、親権や養育費はどうなるのでしょうか?

ここでは、妻の浮気が原因で離婚することができるか、また離婚する場合の親権や慰謝料について説明していきます。

妻の浮気が原因で離婚することができるか?


妻の浮気が発覚した場合、離婚することは可能です。

妻が浮気をしたというしっかりとした証拠があれば、慰謝料を請求することも可能です。

妻の離婚を証明する証拠としては、次のようなものが挙げられます。
  • 妻が浮気相手とラブホテル等に入って20分以上出てこなかった場合の動画
  • 屋内で半裸または全裸で浮気相手と映っている画像
  • 妻の浮気を知っている人の証言
  • 妻本人の自白
上記の「妻の浮気を知っている人の証言」や「妻の自供」などはボイスレコーダーなどで記録しておくことをお勧めします。

これらの証拠を、できれば複数確保しておくと、有利に離婚を進めることができます。

特に話し合いによる協議離婚で離婚の話がまとまらず、離婚調停になった場合には、これらの証拠が強力な武器となります。

自力で証拠を集めることが難しい場合には、探偵に依頼することも考えておきましょう。

妻の浮気が原因で離婚する場合に親権はどうなる?


妻の浮気が原因で離婚する場合には、子どもの親権はどのようになるのでしょうか?

妻側の有責で離婚するので、親権問題は父親に有利になると考える人もいるかもしれませんが、実際には異なります。

妻の浮気という理由で離婚する場合でも、妻の子どもに対する虐待やネグレクトが無い場合には、子どもが小さければ小さいほど、親権問題は妻が有利になります。

なぜなら、子どもの親権を夫婦のどちらが取るのかを決める場合に、それまでの子どもの養育実績が大きな条件となるからです。

妻がメインで子育てを行っていた場合には、収入の多い少ないはあまり問題視されず、そのまま妻が養育を続けるほうが、子どもにとって良い環境であると推測されるからです。

いくら夫が高収入であっても、あまり育児に参加してこなかった場合には、いくら親権が欲しく、子どもの養育に意欲を持っていたとしても、親権を取ることは難しいでしょう。

父親が親権を取るためには、父親の子どもに対する養育実績を最低半年は積み上げて、今後子供が生活して行くために良い環境を与えられることを実証する必要があります。

妻の浮気が原因で離婚した場合の養育費は?


妻の浮気で離婚した場合、夫婦のどちらかが子どもの親権を取ることになります。

その場合、親権を取ることができなかった親は、親権を取った親に子どもの養育費を支払う必要が出てきます。

養育費とは子どもの生活費や学費、医療費などに使われるお金なので、親権を取った親のための物ではありません。

養育費の相場は子ども一人当たり4万円から6万円といわれていますが、この金額は養育費を支払う側の親の経済状況によって変動します。

また、養育費の支払いは、一般的な場合子どもが20歳の誕生日を迎えた年の3月までとなっていますが、子どもが大学に行った場合は卒業まで、高校をsつ業して就職した場合には、高校卒業時までなど、子どもの状況によって支払い期間も変わってきます。

しかし、子どもが独立するまできちんと養育費を払い続ける親は全体の2割から3割にとどまるので、離婚時に子どもの養育費を一括で支払うことを要求される場合があります。

この場合、金額に応じては養育費を受け取る側の親の所得とみなされ、税金が課せられることもあるので、注意が必要です。

まとめ

  • 妻の浮気が原因で離婚することはできる
  • 子どもの親権は、子どものより良い生活環境を整えられる親が取ることができる
  • 親権を取ることができなかった親は、親権を取った親に対して養育費を支払う義務がある

ここまで、妻の浮気で離婚する際の親権や養育費について説明してきました。

妻の浮気による離婚は可能ですが、親権は子どもにより良い生活環境を与えることができる親が得ることになり、親権を得られなかった親は養育費を支払う必要が出てきます。

子どもがいる場合の離婚に関しては、子どものケアを十分に行いより良い生活環境を整えられるようにきちんと夫婦で話し合いを行っておきましょう。