結婚前には「料理が得意です!」と言っていた妻がいざ結婚してみると一切料理をしないといったケースがあります。

ここでは料理をしない妻と離婚することができるのか、その際に慰謝料や親権はどのようになるのかを解説していきます。

料理しない妻と離婚できるのか?


料理だけをしない妻と離婚できるのかという問題ですが、それだけのの理由で離婚することは難しいでしょう。

離婚をする理由としては民法に定められた「婚姻を継続しがたい重大な事由があるとき」と定められています。

第三者の視点から見ても、料理のみをしないというだけでは離婚の理由としては弱いと判断されてしまいます。

このような場合に離婚したい場合には、妻も同様に離婚したいと考えている場合のみです。

その時の離婚の理由は「性格の不一致」ということになるでしょう。

特に夫婦が共働きで、しかも夫より妻のほうが激務である場合などには、逆に料理も手伝わない夫のほうに責任があると認められることになる場合もあります。

妻が専業主婦で料理をしない場合にはまた別の問題になりますが、共働きが珍しくない現代においては、料理をしないという理由だけで妻の有責事項になることはなく、それを原因として妻の同意なしに離婚することは難しいと考えられます。

料理しない妻と離婚するときに慰謝料は請求できるのか?


結論から言えば、料理だけをしない妻と離婚する際に慰謝料を請求することは難しいと言わざるを得ません。

なぜならば前述したとおり、料理をしないというだけでは民法に定められた「婚姻を継続しがたい重大な事由」とはみとめられにくいからです。

妻側にも料理ができない理由があるかもしれません。

例えば仕事が忙しすぎたり、子育てで料理まで手が回らなかったりなどのケースです。

このような場合には料理を含めた家事は妻が専業主婦であっても夫婦で家事を分担することが通常の夫婦であると最近では考えられています。

しかし、料理を作らないだけではなく、高額な外食費をかけ、浪費をしたり、借金を作ってしまう状態になってしまうと状況は変わってきます。

特に妻自信の浪費が原因で借金を作ってしまった場合などには、慰謝料の請求ができる場合もあります。

妻が料理をしない理由をきちんと把握して、夫婦間で協力して家庭生活を営んでいく事が大切です。

料理しない妻と離婚するときに親権は取れるか?


料理をしない妻と離婚するには、ほとんどの場合妻側も離婚に同意していることが必要で、離婚の方法もほとんどの場合は話し合いによる協議離婚になります。

ですので、親権の問題についても話し合いにより解決することが求められます。

もし、妻が子どもにも料理を作らず、満足に食べさせていなければ、育児放棄(ネグレクト)や児童虐待に問われ、親権は父親が取りやすくなります。

しかし、スーパーの総菜など出来合いの物でも子どもにきちんと食べさせていれば、その可能性は低くなります。

基本的に親権に関しては、夫婦のうち子育てを中心になって行っている方に有利になっているので、夫が親権を取りたい場合には、地道に子どもの養育実績を積んでいく必要があります。

その期間としては、最低でも半年が必要であるといわれています。

夫が料理をしない妻から親権を取るには、子どもの養育実績を積むために、相当の努力が必要になってくるでしょう。

まとめ

  • 妻が料理をしないというだけでは妻を有責として離婚することは難しい
  • 妻が料理をしない場合には離婚理由は「性格の不一致」となる可能性が高い
  • 単に妻が綾里をしないという理由だけでは慰謝料請求は難しい
  • 親権は基本的に妻が有利なので夫が親権を得るには養育実績を積むためにかなりの努力が必要になる

ここまで、料理をしない妻と離婚できるか、その際に慰謝料と親権はどうなるのかについて説明してきました。

単に妻が料理をしないという理由で妻を有責として離婚したり、慰謝料を請求したりすることは難しいと言えます。

親権に関しては、夫がどの程度育児に関わっていたかが問題となるので、夫が中心となって育児を行っている場合には、夫側が親権を取りやすいでしょう。