
クラブのホステスをしていた妻に交際を迫り結婚したのですが、付き合う当初から洋服やバックなどに目がなく毎月多額の買い物をしています。
その費用はすべて私の稼ぎからのものなのですが、妻には家庭に入って貰いたいとクラブを辞めさせたのが間違いでした。
妻との馴れ初め
クラブのホステスとして働いていた妻を客だった私が交際を迫り、度重なるアタックの甲斐あって目出度く付き合うこととなり結婚することになりました。私は結婚する前提として妻に家庭に入ってほしいと訴えました。
他の客からの誘惑に乗せられてしまうことに心配したからです。
夫の私が言うのも何ですが妻はかなりの美人でお店でも私以外に懇意にしているお客の存在を知っていたからです。
妻と結婚できたものの自分のものにするためにもそうした誘惑を断ち切らせたかったのです。
妻はそれを承諾しましたが、それにより私は妻に頭があがらなくなってしまったのです。
出費がかさむ地獄
結婚した妻は大人しく家庭に入ることを承諾しましたが、彼女は料理も出来ず家事も出来ず、洗濯機もろくに使いこなせません。私は仕事から帰ると家事から取り掛かり夕食はレトルト食品で済ませているのです。
妻はというとソファーで寝転がっているばかりで、何もしてくれません。
何せ私から結婚してくれと頼んだ手前、立場が弱いのです。
そして彼女は無類の買い物好きで女友達と一緒に買い物に出かけてブランドものの高級な服やバックを大量に買い込んでくるのです。
私は会社経営しているので一応お金はあるのですが、毎月カードで百万近くも引かれていたことが発覚して私の堪忍袋の緒が切れました。
お金目当てであったことが分かり離婚へ
毎月数十万円にも及ぶ買い物と友人と称する人間との交遊費で私は積もりに積もっていた怒りが爆発しました。しかし妻はそんな私の怒りの態度に臆することなく嫌なら慰謝料貰いますから別れましょうとあっさり言い放ったのです。
その言葉で私は目が覚めました。
妻は私が好きなのではなく私の財力が目当てだったのだと。
容姿に惹かれて内面を見ることのなかった私の落ち度もありますが、これですっきり離婚に踏み切る決意をしました。
離婚にあたり子供はいないので養育費はないのですが、財産分与として数千万円彼女に支払うことにしました。
現金と住んでいたマンションを彼女に譲渡し、私は住み慣れたマンションを去ることになったのです。
でも何かすっきりしました。
これで晴れて自由の身となったことで落ち込むよりもむしろ晴れやかな気分になりました。
今度結婚する時には内面の良い奥さんを見つけます。