「もうこれ以上、結婚生活を続けるのは難しいから離婚したい。」
「だけれども、離婚準備ってどうすれば良いのだろう。」
離婚したいけれども、いざとなった時にどうすれば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
離婚する前にそうした知識は必要ですし、スムーズに離婚するためにも準備は必要不可欠です。
今回はそうした離婚の準備、役所の手続きに関してお伝えしていきます。
男性が離婚準備のために考えなければならないこととは。
離婚には様々な準備が必要です。
ここではそうした書類や手続きの前に考えておかなければいけないことに関して、3つほどお伝えしていきます。
1つ目はお金の準備です。
男性で仕事を持っている人はそこまで生活に困ることはないでしょう。
ですが、離婚した場合は「財産分与」、「慰謝料」、子供がいる場合は「養育費」も発生してきます。
なんだかんだお金がかかってしまうこともあるので、お金の準備はしっかりしておきましょう。
2つ目は家です。
どちらが出て行くかは各家庭によって異なるとは思いますが、もし男性側が出て行く場合は家探しもしなければなりません。
敷金や礼金も必要になってきますので、ないがしろにはできませんね。
3つ目は生活面です。
お金の管理や家事に関して、全て自分がやることになります。
もし子供もいる場合は、子供の分もしなければなりません。
そうした生活面も、離婚の際は考えておく必要があります。
離婚の際、役所の手続きは必要なの?
離婚の際は役所での手続きもしなければいけません。
特に子供を引き取る場合は、しなければいけない手続きも増えます。
一体どういう手続きが必要なのかを4つ、ここでお伝えしていきます。
1つ目は離婚届です。
この書類を出さないと離婚が成立しません。
この届けが出されて、はじめて離婚が成立します。
2つ目は住民票の移動です。
離婚で引っ越しをする際は必要になります。
3つ目は児童扶養手当の申請です。
妻が稼ぎ頭で子供の親権を夫側が持つことになった場合は、このお金は大きな意味を持ちます・
収入に応じて金額の支援を受けることが可能です。
大きな収入の助けになるので、忘れないように申請しましょう。
4つ目は保育所の申し込みです。
これも子供を引き取った場合なのですが、働きに出るときは1人にしておくわけにはいきません。
空きがない場合もあるので、早めに申し込むようにしましょう。
離婚のために必要な書類とは・・・
ここでは離婚の手続きの際に提出しなければならない書類に関して4つ、お伝えします。
1つ目は離婚届提出の際に必要な書類に関してです。
離婚届は必ず出さなければならないのですが、離婚の仕方によって提出するものも変わってきます。
調停離婚になった場合は、戸籍謄本、申立人の印鑑、調停調書の謄本が必要になります。
裁判離婚になった場合は、戸籍謄本、申立人の印鑑、調停調書の謄本、裁判確定証明書が必要になります。
2つ目は 住民票の移動に必要な書類に関してです。
住民票の移動の際は住民票異動届が必要になります。
役所で受け取り、記入、提出が可能です。
3つ目が児童扶養手当に必要な書類に関してです。
子供の入籍届出後も戸籍謄本、住民票、申請者名義の預金通帳、所得証明書、健康保険証が必要になってきます。
4つ目は保育所の申し込みに必要な書類に関してです。
入所申込書、家庭で保育ができないとわかる書類、収入や税額がわかる書類が必要になります。
まとめ
- 離婚の前にお金や子供に関してしっかり考えておきましょう
- 離婚の際に役所での手続きは必要不可欠です
- 離婚の仕方によって必要な書類が変わってきます
- 子供の扶養手当は大きな助けになります
いかがでしたか。
このように、離婚の際は必要な手続きが数多くあります。
特に子供がいる場合は、しなければいけない手続きも増えてきます。
ですが面倒に思わないでください。
離婚をするということは、同時に新たな人生のスタートをきるということでもあります。
この記事が離婚を考えている方へ少しでも参考になれば幸いです。