「妻の浮気が発覚してしまった。」
こういうときあなたはどうしますか。
妻と話し合いの場を設けて、様々な話をする人もいるでしょう。
ですが「もう離婚したい。」
と思う人もいるでしょう。
いざ離婚するとなった時、子供がいる場合はどうなるのでしょうか。
親権はどちらにいくのでしょうか。
今回は、妻の浮気で離婚する際の親権について、お伝えしていこうと思います。
妻の浮気で離婚!その時親権は!?
「あれだけ信頼していた妻が浮気していた。」
「もう妻を信用できないし、離婚したい。」
「だけれどもまだ小さい子供がいるしなぁ・・・。」
こういう状況の時、離婚となった場合に親権はどうなるのでしょうか。
ここで親権について改めて考えてみたいと思います。
子供のいる夫婦が離婚するとなった場合、父または母のどちらかが親権者になります。
親権者になると子供を養育する義務が生じると同時に、子供の代理人として法的手続きをする権利が認められることになります。
つまり子供の代わりに、別れた配偶者に対して養育費を請求することができます。
また親権というのは、財産管理権といった子供の財産を管理する権利や、身上監護権といった子供の住む場所、法律の代行をする権利に分けられ、これらの権利は夫婦で分け合うことも可能です。
要するに、子供の代理人として様々な権利を持つことができるようになります。
離婚の時、子供の親権ってどうなるの?
一般的に離婚となった場合、親権はどちらに移るのでしょうか。
基本的には子供が小さければ小さいほど、母親に親権がいきます。
子供が小さいほど母親の力が必要だと考えられているからです。
ですが母親が育児放棄した、子供に虐待した、母親が親権を取りたくないという場合は子供が小さい場合でも、父親が親権を取ることができます。
加えて、子供が15歳以上であれば子供の意思で親権が変わってきます。
15歳になればもう立派な意見を持った1人の人間です。
どうしても親権を取りたいからといって、子供にあれこれ言うのはいいことだとは言えません。
裁判になった際には、不利になってしまう可能性があります。
その意思を尊重させてあげましょう。
では妻が浮気をして離婚する場合の親権は、一体どうなるのでしょうか。
子供が小さいからといって、簡単に親権が母親になったらそれは悲しいですよね。
離婚して父親が親権を持つことは可能?
妻の浮気で離婚する場合、父親が親権を取ることが可能なのかを考えてみたいと思います。
基本的には浮気したからといって、父側が親権を取りやすくなるということはあまりありません。
たとえ裁判になったとしても、子供が小さければ母親が親権にいってしまう可能性が高いです。
ですが子供の学費用に貯めておいたお金を妻が使ってしまったり、育児放棄して浮気していた場合などは、父親に親権がいく場合もあります。
また努力次第で父親側に親権がいくこともあります。
その方法を2つご紹介します。
1つ目は養育の実績を作ることです。
妻ばかりだけでなく、父親のあなたが実績を作れば親権獲得に有利に働きます。
2つ目は子供に父親と一緒にいたいと思わせることです。
子供にこの上ない愛情を与え続け、離婚しても子供の環境を変えないことを意識することが重要です。
そうしてなるべく子供が父親といたくなるように努力していけば、有利になるでしょう。
まとめ
- 基本的には母親に親権がいくことが多い
- 15歳以上であれば、子供の意思で大きく変わってくる
- 努力次第では父親に親権がいくことも大いにある
いかがでしたか。
努力次第では父親も親権を取ることも可能です。
父親が親権をとることができたとしても、仕事が忙しくてなかなか子育てが難しい時もあるかもしれません。
そういう場合は両親や姉妹に頼ることを忘れないでくだい。
父親が無理をして倒れたら、元も子もないです。
子育ては周囲のサポートが必要不可欠です。
仕事がどうしても忙しいのであれば、転職を考えるのもひとつの方法です。